京都といえば、神社やお寺。
以前訪れたときも、
不思議なことがありましたが、
今回の旅で遭遇した、鳥肌スポットをふたつほど紹介。
まず一つ目は、NさんとTさんに連れて行ってもらった
京都市東山区にある三十三間堂(下)の千体観音像。
内部は撮影禁止だったので、観音様がズラーーっと
並ぶ姿はここでお見せできませんが、圧巻でした。
観音様以外にも、国宝級の風神&雷神像など間近で見れて、
押し寄せる人の波の中、突っ立って見入ってしまった。
2ヶ所目は商店街の裏通りにある、なんの変哲もない神社。
一歩踏み入れたとたん鳥肌ボー。
奥へ行くと・・樹齢850年と言われるエノキの大木が。
あぁ鳥肌の原因はこのお方だ!っと納得・・
緑のコケをまとった姿がこれまたハンサムで、惚れ惚れ。
でも、やたらと蚊が多く、その晩長居はできなかった。
本題はここから・・
翌日、起きて早々「キノコツリーの種を拾いに行きたい」と言うD。
「キノコじゃなくエノキだよ」と、心のなかで笑いながらも、
あの神社へ戻りたい心境は私も一緒だったので、
待ち合わせの場所へ行く前にちょっと寄り道。
相変わらず迫力抜群のエノキさん、その長身太身のお姿を
見上げても見上げても、手が届く場所には種はなく・・
待ち合わせの時間もあったので、諦め、立ち去ろうかと思った時、
私とDの目の前に小枝にチョロンとひっ付いた種がひとつ
葉っぱのパラシュートを使ってゆらゆらと落ちてきた。
「あっ」と思い手を差し伸べたが、もう一歩の所で掴みそこねたD。
そのまま、種を逃さぬよう目で追い、コロッと落下した
エノキさんの足元には、たくさんの種がちらばっていました。チャンチャン。