純粋な人達の心は、やさしさと悲しみが共存する。
彼らは、天使のように微笑みながらも、孤独を感じ、
「不純」にあふれた社会で、「純粋さ」を感じとる。
「不純」を見抜く力なんて、無くなればいいのに・・
いっそのこと「不純」に染まれば、どんなに楽だろうか・・
それでも彼らは、妥協しない、多分妥協できない。
「不純」に染まってしまった不透明な人達を避け、
大人よりは子ども、人間よりは動植物に心を許し、
純粋の光に、ただ溶け込める場所を、必死で探す。
不器用な彼らは、時に自ら(純粋さ)を守ろうと、
殻にひきこもったり、攻撃的になってみたり。
そんな状況であっても、透明な彼らの存在は、
キラキラとした純粋の光を周りに放ち続ける。